君と僕と記憶と。
「何故待ち合わせ場所に時間通り来なわけ!?こんな美少女が、何故嘘をついているのか…気にならないというの貴方はッ!」




…こいつ…。




「きっと早くついちゃうだろうなぁーと思ってこのさむーい中、30分前から屋上で待ち続けたわよ!?この美少女が風邪でもひいたらどうする訳…ぐすっ。」



…こいつ




「……面倒臭い。」




「はぁっ!?」




しまった、口に出してしまっていたか。




しょうがない、早速謎解きをして
この面倒臭い女を黙らせてしまおう。




よし、それがいい。




「稲嶺 遙。君は、昨日の件を『謎』だと思ってるようだが僕はそうじゃない。もう大体わかった。」
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