君と僕と記憶と。
「面倒くさいんだ。しょうがない。でもまぁ…行こう。」




+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+
「はぁはぁ…はぁ…。」



教室から屋上までの道のりは、思ってた以上に遠く。




また階段が、僕をボロボロにするほど多く。




僕は屋上についても、息を整えられないでいた。




「ふふっ。本当に体力ないのね。」




稲嶺 遙は、馬鹿にしたように。
それでいて何故か楽しそうに 笑った。




…余計に心拍数上がった気がするのは
気のせいだろう。
< 25 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop