君と僕と記憶と。
沈む気持ち
ーーーーーー11月27日(月)ーーーーー
桐生くんと距離を置いてから2週間経つ。
1日1日が長かった気がする。
正直、寂しい。
私の病気のことを知っているのは、桐生くんだけだし なにより彼はなんだかんだ言って優しかった。
その優しさを感じられないのは、何故だかとても辛かった。
桐生くんは、教室でいつも本を読んでいる。
私が距離を置こうと言ってから、こっちを見向きもしない。
私が距離を置きたいって言って
「そんな事言うなよ。」
とでも言われるのを期待してたのか…な。
「……馬鹿みたい。」
自分の馬鹿さに嫌気がさして呟いた。
その呟きが、自分のものとは思えないほど弱々しくてさらに気持ちは沈んでいった。
桐生くんと距離を置いてから2週間経つ。
1日1日が長かった気がする。
正直、寂しい。
私の病気のことを知っているのは、桐生くんだけだし なにより彼はなんだかんだ言って優しかった。
その優しさを感じられないのは、何故だかとても辛かった。
桐生くんは、教室でいつも本を読んでいる。
私が距離を置こうと言ってから、こっちを見向きもしない。
私が距離を置きたいって言って
「そんな事言うなよ。」
とでも言われるのを期待してたのか…な。
「……馬鹿みたい。」
自分の馬鹿さに嫌気がさして呟いた。
その呟きが、自分のものとは思えないほど弱々しくてさらに気持ちは沈んでいった。