君と僕と記憶と。
そしてあっという間に月日は経った。




転校生はクラスの一員となり、もう転校生とは呼ばれなくなった。



けれど、やはり記憶が1日限り。



という所で人間関係に壁が出来るのは当たり前だった。




でも、稲嶺はそれなりに努力をしているらしい。ノートに出来事、予定を細かく書いているようだった。




それは当たり前であって努力ではないはずだがな。





そして、これまた妙なんだが…
1日で消えないものもあるというのだ。
主に
自分の名前、年齢、勉強した内容
らしい。
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