御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
手に入れたいもの
そしてまた忙しい日々が始まった。
それでも、淳也さんと一緒にいられる時間が私を癒してくれた。
毎日私を抱きしめて眠る彼も、そう思ってくれているようで、うれしかった。
桑田さんは仕事に復帰して、毎日帰りに正幸さんのところにお見舞いに行っているらしい。
あの日から彼女に棘がなくなり、穏やかな時間が過ごせていることを知った。
朝のコーヒー当番は私が来るまでは当番制だったようだけど、私がするようにしている。
給湯室でコーヒーを用意していると、佐橋さんが手伝いに来てくれた。
「おはよー。聞いた? 一木さん、いよいよ社長就任かって」
「本当ですか!」
驚きすぎて大きな声が出てしまい、ハッと口を押える。
そんなこと、ひと言も話してなかったのに。
「うんうん。昨日の帰り、蓮川さんが帰ってから社長に呼ばれてたんだよね。そんなこと珍しいし、皆そうじゃないかって噂してて。もともと今の社長は一木さんまでのつなぎだもんなぁ」
それでも、淳也さんと一緒にいられる時間が私を癒してくれた。
毎日私を抱きしめて眠る彼も、そう思ってくれているようで、うれしかった。
桑田さんは仕事に復帰して、毎日帰りに正幸さんのところにお見舞いに行っているらしい。
あの日から彼女に棘がなくなり、穏やかな時間が過ごせていることを知った。
朝のコーヒー当番は私が来るまでは当番制だったようだけど、私がするようにしている。
給湯室でコーヒーを用意していると、佐橋さんが手伝いに来てくれた。
「おはよー。聞いた? 一木さん、いよいよ社長就任かって」
「本当ですか!」
驚きすぎて大きな声が出てしまい、ハッと口を押える。
そんなこと、ひと言も話してなかったのに。
「うんうん。昨日の帰り、蓮川さんが帰ってから社長に呼ばれてたんだよね。そんなこと珍しいし、皆そうじゃないかって噂してて。もともと今の社長は一木さんまでのつなぎだもんなぁ」