御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
「そんなことしていいんですか? 社長の、くせに」
「社長だから、いいんだ」
おかしそうに笑う彼は、私の左手をギュッと握り、もう一度口を開く。
「英莉。幸せに、なるぞ」
「はい」
彼と出会ったこの場所で、まさか永遠を誓うとは思ってもいなかった。
一度はあきらめると決めたのに、忘れられなかった彼とは、これからも一生離れられない。
だって、彼のことが、大好き、だから。
「英莉。ニヤニヤしてどうした?」
「だって、淳也さんの奥さんになれるなんて……」
彼の車に乗り、La mer TOKYOを出たところで言うと、「まったく」となんだか不機嫌顔。
「ど、うかしました?」
「お前、レッスンもしてないのに、男の煽り方がうまくなってるぞ」
「はっ?」
「今日は朝まで寝かさない」
う、嘘……。
ハンドルを操りながらニヤリと笑う彼は、さらにアクセルを踏み込んだ。
【END】
「社長だから、いいんだ」
おかしそうに笑う彼は、私の左手をギュッと握り、もう一度口を開く。
「英莉。幸せに、なるぞ」
「はい」
彼と出会ったこの場所で、まさか永遠を誓うとは思ってもいなかった。
一度はあきらめると決めたのに、忘れられなかった彼とは、これからも一生離れられない。
だって、彼のことが、大好き、だから。
「英莉。ニヤニヤしてどうした?」
「だって、淳也さんの奥さんになれるなんて……」
彼の車に乗り、La mer TOKYOを出たところで言うと、「まったく」となんだか不機嫌顔。
「ど、うかしました?」
「お前、レッスンもしてないのに、男の煽り方がうまくなってるぞ」
「はっ?」
「今日は朝まで寝かさない」
う、嘘……。
ハンドルを操りながらニヤリと笑う彼は、さらにアクセルを踏み込んだ。
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