御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
程よい硬さのマットにボックスシーツをかけ終わると、すぐにリビングに向かった。
「あの、ベッド、本当にありがとうございました」
「そんなことはいい。手伝ってくれ」
カニと格闘している彼の姿が意外すぎて、噴き出しそうになった。
「一木さん、料理できるんですね」
カニの足にスーッと包丁を入れ、身を取り出しやすくしている彼を見ていると、家政婦なんて雇わなくてもできそうだ。
「いや、カニしかできない。親父がカニ好きで、これは家では男の仕事なんだ」
それで覚えたんだ……。
「それじゃあ私は、他の準備をしますね」
私は彼の隣で野菜の準備を始めた。
こうしていると、なんだか新婚みたい。
彼氏いない歴二十四年の私が、いきなり男の人の部屋に住み、肩を並べて料理をしているなんて、不思議でたまらない。
でも、楽しいかも。
「あの、ベッド、本当にありがとうございました」
「そんなことはいい。手伝ってくれ」
カニと格闘している彼の姿が意外すぎて、噴き出しそうになった。
「一木さん、料理できるんですね」
カニの足にスーッと包丁を入れ、身を取り出しやすくしている彼を見ていると、家政婦なんて雇わなくてもできそうだ。
「いや、カニしかできない。親父がカニ好きで、これは家では男の仕事なんだ」
それで覚えたんだ……。
「それじゃあ私は、他の準備をしますね」
私は彼の隣で野菜の準備を始めた。
こうしていると、なんだか新婚みたい。
彼氏いない歴二十四年の私が、いきなり男の人の部屋に住み、肩を並べて料理をしているなんて、不思議でたまらない。
でも、楽しいかも。