放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。





席に戻ってから心の中で盛大に叫んだ。



何であんな事言っちゃったのよーっ!!って。



穴があったら是非とも卒業式の日まで、そこに篭らせていただきたいぐらい後悔している。



学年の前に立って話す神谷先生の言葉なんて何も入ってこない。



一抹の不安と、盛大な後悔を抱えながら高校最後の日を終えていった。




< 394 / 416 >

この作品をシェア

pagetop