放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。


二人でまた瞳を合わす。

日向君の顔にもヤバイ、と大きく書かれている。


近づいてくる足音。

どうする。どうすればいい。

日向君に瞳で助けを求める。


「感念しろ~」


ひぃっ。怒ってらっしゃる・・・。


足音がロッカーの前で止まった。

なんだかホラー映画のような展開だ。



「どこのどいつだぁ!?」
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