届け───私の言葉
第一章
出会い
朝の七時五十五分、学校に行く電車に揺られながら、大きな欠伸をしていた。
スマホの充電はまだ八割以上あるのに、もう二割も減ってしまった、と考える私はネガティブ思考の持ち主だ。
『○○駅に到着しました。ドアが開きますので、ご注意ください。』
車内に到着のアナウンスが流れると、人々は押し合いを始める。
全くもって譲り合いの心がない。まぁ、私もそんな人達の一人なんだけれど。
ドアが開けば、我先にとホームに降りる。
__もう二年目になるのか、高校生になってから。
今日は大事な高校二年生の始業式。
明日は入学式で、たくさんの新入生が入ってくると噂だ。
さて、今年はどんな一年になるのかな。
そんなことを考えながらホームの改札を抜ければ、今日も雲一つない快晴だ。
まだ四月だというのに、なぜか夏のような気分にさせられる。
私はいつものように、学校までの道を歩いていた。
スマホの充電はまだ八割以上あるのに、もう二割も減ってしまった、と考える私はネガティブ思考の持ち主だ。
『○○駅に到着しました。ドアが開きますので、ご注意ください。』
車内に到着のアナウンスが流れると、人々は押し合いを始める。
全くもって譲り合いの心がない。まぁ、私もそんな人達の一人なんだけれど。
ドアが開けば、我先にとホームに降りる。
__もう二年目になるのか、高校生になってから。
今日は大事な高校二年生の始業式。
明日は入学式で、たくさんの新入生が入ってくると噂だ。
さて、今年はどんな一年になるのかな。
そんなことを考えながらホームの改札を抜ければ、今日も雲一つない快晴だ。
まだ四月だというのに、なぜか夏のような気分にさせられる。
私はいつものように、学校までの道を歩いていた。