哀姫―アイヒメ―II
紫「お前、意外とか思ったろ?」
ギクッ
ば、バレてる...。
紫「お前、表情が分かりやすいんだよ。」
『そ、そんなことないもん!』
紫「いや、ある。」
『ないっ!』
紫「ある!」
『ないってば!!』
しつこいなぁー!!
白「おい、もう終わるぞ。授業の準備しやがれアホ共。」
あ、白夜怒ってる。
でも、それどこじゃないの!
『私は、ポーカーフェイス得意なんだから!!』
紫「嘘だなー。じゃあ、やってみろよ。」
ムムム。
『やれって言われて出来るわけないでしょ!』
紫「ほら、出来ねーじゃねーか。バーカ。」
『アーホ。バカって言った方が馬鹿なんですっー!』
紫「残念だったな。アホって言った方も、アホなんだよ。おたんこなすが。」
な、なんだとぉー!!
白「お、ま、え、ら★いい加減に、しろよ?逝きたいのか?生きたくないのか?」
ああああ!!!
白夜が本気で怒っちゃったっ!!!!
もう、逝きたいのか生きたくないのか聞いてる時点で、私死ぬこと決定しちゃってる!!!
『ご、ごめんなさい...。』
紫「すみませんでした...。」
白「よしっ!」
機嫌が治ったみたい。
良かった。
私、殺されてたよ笑