きっと2人は恋をする
置いていかれた私達四人はクラス発表の掲示板に戯れる人混みをかき分け、何とか前に出ることが出来た。
「あ、小春。遅かったじゃん。ほら、早く見なよ」
「あ、うん」
私は左端から一気に目を通していった。AでもBでもない。Cでもないな。うーん、名前が無いな……あ、あった!!
日向小春という名前はD組に表示されていた。そのクラスメイトを確認すると、清水大空、相馬夏樹、立花白雪の名前もあった。
「あー!!まぁちゃんとつっくんの名前が無い!!でも、なっちゃん、ゆきちゃん、ひろくん同じクラスだね!!あーぁ、全員一緒だと良かったなー」
「小春ちゃん達とバラバラだぁ…」
「真昼も大変だね。翼と同じクラスなんて」
「おい、雪。それどういう意味だよ」
「そのまんまだけど?」
「おい」
その二人の間でまぁちゃんがクスクスと小さく笑っていた。
まぁちゃんとつっくんは隣の2年E組。
全く会えないわけじゃないけど、クラスが違うとほとんど会えないんだよね……。ちょっとショック。
「あ、小春。遅かったじゃん。ほら、早く見なよ」
「あ、うん」
私は左端から一気に目を通していった。AでもBでもない。Cでもないな。うーん、名前が無いな……あ、あった!!
日向小春という名前はD組に表示されていた。そのクラスメイトを確認すると、清水大空、相馬夏樹、立花白雪の名前もあった。
「あー!!まぁちゃんとつっくんの名前が無い!!でも、なっちゃん、ゆきちゃん、ひろくん同じクラスだね!!あーぁ、全員一緒だと良かったなー」
「小春ちゃん達とバラバラだぁ…」
「真昼も大変だね。翼と同じクラスなんて」
「おい、雪。それどういう意味だよ」
「そのまんまだけど?」
「おい」
その二人の間でまぁちゃんがクスクスと小さく笑っていた。
まぁちゃんとつっくんは隣の2年E組。
全く会えないわけじゃないけど、クラスが違うとほとんど会えないんだよね……。ちょっとショック。