[実話]16歳〜私の生きた道〜
不幸は続く…
人が死ぬ日は
必ず雨が降る…
好きな雨が
不幸を招く…

私の代わりに
空が涙を流す…
死んだ人を
綺麗に洗うように…
雨が降る…

雨がしとしと淋しそうに降っていたら、私の携帯が鳴った。
懐かしい人からの電話。
どうしたんだろう?
そう思って電話をとる。
「もしもし…?」
「美沙ちゃん…今大丈夫かしら…?」
「はい…」
「良介(りょうすけ)が事故で…」

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