[実話]16歳〜私の生きた道〜
1日たりともメールをかかさないでくれた健さんには本当に、本当に感謝していて、それ以上に愛しくて、だけどなぜか罪悪感を感じていて。
こんなよく分からない私を健さんは捨てないでいてくれた。

当たり前だけど、悪いことしたら怒られて、ちゃんとできたらほめられる。
こんな親子みたいなやりとりでも、私には新鮮で幸せなことだった。
本当の両親にされたことがなかったから…。

ある日の夜、健さんに一通のメールを送った。
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