[実話]16歳〜私の生きた道〜
オマエガワルイコダカラアコウナッタンダ

そうか…私のせいなんだ。
あの時、私が走らなければ
あの時、手をつないでいなければ
あの時、私が車にはねられていたら
遙花は、こんなことにはならなかった――――

私の中で何かが壊れた。

嗚呼、一緒に……
一緒に逝こう…
そしたら淋しくないでしょう…?

涙を流しながら私の口からは
「美沙が死ねばよかったんだ!!」
その言葉だけが吐き出された。

運び込まれた病院は救急病院で精神的な患者を専門にする先生がいなかったのか、鎮静剤のような注射をされて別の精神科がある病院に運ばれた。





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