[実話]16歳〜私の生きた道〜
しはじめる…。
全身が痺れて力は入らない…。
と薄れゆく意識の中で見たのは、嫌らしく笑う男の顔…。
こんな奴に私は殺されるのか…。

目が覚めた時、男は隣にいた。
生きてる…。
驚いた…。
自分の身体を見ると、外傷は、なかった。
裂けるような痛みを感じた下半身は、ずきずきと痛む…。
とにかく逃げなきゃ。
そう思って立ち上がると、何かが床に落ちた。
それは…男の精液と私の血がまざったもの…。

嫌になった。
何もかもが。
自分の愚かさが。
この体に残る気持ち悪さが…。

近くにあったグラスを壁に投げつけて、破片で胸を刺す…。

汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い

そうだ、逃げないと殺される。
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