淡花色

置物

次の日僕は置物を預けた友人を訪ねた。

「どうした、真。その顔を見ると寝てないみたいだけど。」

「ああ、あの置物がうるさくてね。」

僕がそういうと僕の友人は同情するように頷いた。
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