淡花色
「悪いんだが真、この置物持っていってどうにかしてくれないか。」

「わかった。一つだけ心当たりがあるんだ。」

そういって僕は置物と一緒に部屋を出た。後ろでは友人が部屋の片付けを始めていた。
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