八天王とわたし
「すずな?」
「はぁ、結局最後は……こうなるんだ」
嫌いだ
何もかも
この世界中が、
「大っ嫌い!!」
わたしの、
「わたしの恋人を……返して!」
その時、今まで閉じていた扉が勢いよく開いた
「鈴菜。」
優しく向けられた視線が、私には同情にしか感じることが出来なかった
「どうして?どうして黙ってたの?」
それでも、私が質問をすれば
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