八天王とわたし
「わたし、これからは一人で行動する」
ベッドから降り、部屋から出ようとする
「すずっ」
それを止めようと、目の前に雷兄ちゃんが立ちはだかる
「どいて」
「……どかない」
「じゃあ、私を殴ってでも止める?」
私の心は完全に壊れ初めている
「っ……!」


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