オフィスに彼氏が二人います⁉︎
うわっ、広っ‼︎ と、思わず口に出してしまいそうなほどに広くて大きな部屋だった。
時山部長の後ろをついていくようにして、玄関から廊下を真っすぐ進んだところにあるリビングに通された。
ほ、ほかの部屋も見てみたい。恋人の家だから、とかではなく、単純にこんなマンション今まで入ったことなかったから。
パッと見たところ、3LDKだろうか?
リビングももちろん広いのだけれど、一番驚いたのは大きな窓から見える景色だ。
ビルやブリッジがライトアップされていて眩い。
以前行った高級レストランから見た夜景みたい。
「すぐにお茶を出すね」
そう言って時山部長はおそらくキッチンの方は向かおうとするけれど。
「あ、おっ、お構いなく! 時山部長は休んでてください!」
「ああ、大丈夫だよ。体調なら問題ないから」
ニッコリと微笑んだその表情が、何だか有無を言わさない感じで。せめて何か手伝おうかと思ったけど、「寛いで待ってて」と言われ、私と久我くんはリビングで時山部長を待つことにした。
寛いでて、と言われても落ち着かない。とりあえず、大きなソファに腰掛けさせてもらう。すごいフカフカだ。
「はあ。すっげぇ家」
久我くんは腰をおろさず、立ったまま辺りをキョロキョロと見渡している。何だか落ち着かない感じで、私は不思議に思う。
時山部長の後ろをついていくようにして、玄関から廊下を真っすぐ進んだところにあるリビングに通された。
ほ、ほかの部屋も見てみたい。恋人の家だから、とかではなく、単純にこんなマンション今まで入ったことなかったから。
パッと見たところ、3LDKだろうか?
リビングももちろん広いのだけれど、一番驚いたのは大きな窓から見える景色だ。
ビルやブリッジがライトアップされていて眩い。
以前行った高級レストランから見た夜景みたい。
「すぐにお茶を出すね」
そう言って時山部長はおそらくキッチンの方は向かおうとするけれど。
「あ、おっ、お構いなく! 時山部長は休んでてください!」
「ああ、大丈夫だよ。体調なら問題ないから」
ニッコリと微笑んだその表情が、何だか有無を言わさない感じで。せめて何か手伝おうかと思ったけど、「寛いで待ってて」と言われ、私と久我くんはリビングで時山部長を待つことにした。
寛いでて、と言われても落ち着かない。とりあえず、大きなソファに腰掛けさせてもらう。すごいフカフカだ。
「はあ。すっげぇ家」
久我くんは腰をおろさず、立ったまま辺りをキョロキョロと見渡している。何だか落ち着かない感じで、私は不思議に思う。