1mmがもどかしくて
(あ、そろそろ寝る時間だ。)

時計はもう夜の11時を回っていた。

寝る前に携帯を触って、触りすぎて寝れなくなるのが私の習慣になっていた。

♪ピローン

(こんな時間に誰だろ…?)

通知を見ると画面に表示されたのは

【須藤 龍彌】 この文字があった。

(この時間にいきなりくるなんて何かあったのかな…)

LIMEのトーク画面を開く。

それと同時にあたしは枕を顔に突っ伏した。

画面に映し出されていた文字とは…

『今日は楽しかったよ。ありがとう。急だけど、俺…明美の事が好きなんだ。だからこんな僕でよければ付き合ってほしい。』

私は天国に行ける勢いではしゃいだ。
(龍彌君がうちのこと好き?!?!へえええ????!!やばーい!!)

明美『私も、実は…龍彌君のことが好きだったの。だからよろしくお願いしますっ…』

送信ボタンを押してトーク画面を閉じる。

私はそれから眠れなくなり、オールのまま、JK二日目を迎えた。
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