可愛くないけどいいの?
タイトル未編集
春side
「うーーーーっくぅーーーっ」

朝六時半に変な声を出して伸びているのは隣の家の 佐藤花(さとう はな)小学二年生の時から高校一年の今までずっと一緒で双子みたいな感じ

好きなんじゃないの?とか付き合ってんの?って聞かれるけどまったく断じてそれはない


「伸びてないで早く用意して」

そんな嫌味を言う俺は 塩見春(しおみ はる)

学校のある平日の朝は花のことを起こしに行く
そして花の作った朝飯を一緒に食べて一緒に学校に行く

花の家も俺の家も両親とも働いてるから中二の時からその生活に慣れきっている


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花side

「うえっ1時間目から体育じゃん」

私がそう言うと

「可愛い顔して 変な声出さないの
やった 体育じゃん
なんで嫌そうな顔してんの花っ」

そう言う女の子は親友の日向空(ひなた そら)
中学の時から仲よしで、すべてを理解してると言っても過言ではないっ

「はよ」

そこに入ってきたこの男の子が 嵐太陽(あらし たいよう)
実は太陽は空のことをこっそり好きで私はなにげに応援してたりする
二人をみてるのは楽しくてね…

「おはよう太陽
今日もきもいね」

「え……( ; ; )
うっせーよ」

「あれ?太陽くん悲しんでるの?ん?」

「悲しんでねーよ///」



ほらね?太陽がベタ惚れって感じでおもしろいの

そんなこんなで毎日ふつうにすごしてるし、これからも普通に過ごすはずだった

でも… あんなことがあって
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花side

いつもと変わらない朝

春が起こしにきて…
ご飯を作って…
一緒に朝学校につく

そして下駄箱をあけて…

「あれ?」

「ん?なんだよ花」

「いやなんか入ってる」

綺麗な字で佐藤花さんって書かれた手紙が入っていた
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