いつかの涙をずっと
久しぶりに、LIMEが来たと思えば、電話しない?って。



遅くなってごめん、の一言もないなんて。



はぁっ、とまた大きなため息をついて、
ドサッとベットにダイブする。




電話かぁ、、、





まぁ、出来たらすればいっか。



"わかった"



"ありがと。じゃぁまたかけるよ。"




またかけるよって、かけてくれたことないじゃん。



そーゆーとこ、やだなぁ。



それに比べて奏斗は優しいし、返事も早いし、




って私!!





「何してんのばか………っ」




最低だ。



彼氏と他の男の子を比べるなんて。




奏斗のことと、彼氏のことで揺れ動くなんて、



「ほんと、最低。。。」




自分への劣等感と、翔への罪悪感で頭がいっぱいになった私は、いつしかそのままウトウトしてしまい、
そのまま眠ってしまっていた。

































ん、、、、今何時、、





手探りでスマホを探す。



スマホの画面をつけると急に明るい光が目に入った。


「まぶしっ、、」




AM2:00か。。。





え、




「2:00!?!?」





慌てて飛び起きて、スマホのロックを解除すると、




「なに、これ、、」
< 7 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop