いじめっ子には愛の鎖を






そんな淳太君に聞いてしまう。



「煙草……」



「あぁ、美智香がいたからな」



そんなことを平気で告げる淳太君が憎い。

あたしはこうも淳太君に溺れ、嫉妬の炎を燃やしているのに淳太君は平然としている。

平気であたしに手を伸ばし……

抱き寄せ……

唇を重ねた。





「今井さ……!!だめ……」




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