いじめっ子には愛の鎖を





「一緒に住むってことは、やましいことはないだろうね」




梨乃はなかなか冷静だ。

その言葉にホッと胸を撫で下ろす。

だが、梨乃はあり得ない言葉を吐いたのだ。





「今夜くらい、今井さんに襲われるかもよ?」



「え!?」



「だってそうでしょ?

桃華たち、両思いなんでしょ?」



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