いじめっ子には愛の鎖を





「お父さん……こんなことしない」





ショックだ。

お父さんは確かに気さくでお馬鹿だけど、こんな低レベルの下ネタなんてするはずがない!




泣きそうになるあたしとは反対に、淳太君は泣きそうなほど笑っていて。




「俺が日本にいない間に、すげぇ奴が出てきたんだな。

こいつ天才だ!」




全然嬉しくない言葉を吐いた。


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