また君と出会えたら
目覚め
────────────────ガバッッ
「まって!まだ死にたくないっ!!!!!」
・・・・・・・
起き上がってすぐさま辺りを見渡す。
ここは確かにあたしの部屋。
あたし・・・生きてる・・・・・・?
あの時の自分が見ていた風景、心情、会話、
まるで過去の思い出のようにどれも鮮明に覚えていて、そのリアルさにとても恐怖を感じる。
自分が死ぬ夢なんて生まれて初めてみた・・・
そうため息をつきながら、
後で夢占いでも調べてみるか〜
なんて思っていると、
「羽多〜!
羽多の大好きな苺のショートケーキ買ってきたわよ〜 ほら!ここに置いとくからね〜」
と、いつにも増してご機嫌なママの声が
1階から聞こえる。
いや、確かに苺のショートケーキは好きだけど・・・
朝からかよ⋯
小さくため息をついた後、1階のママにめがけて
「置いといて!後で食べるからー!!!」
と、叫んだ。
聞こえていないのか、聞こえてないふりなのか、ママは呑気に鼻歌なんか歌っちゃって。
そんなママの様子にあたしは2度目のため息を落とし、ベットへ戻った。
フカフカのベットは何もかもを受け入れてくれるようでとても落ち着く。
気づいたらあたしはまた眠っていた────
「まって!まだ死にたくないっ!!!!!」
・・・・・・・
起き上がってすぐさま辺りを見渡す。
ここは確かにあたしの部屋。
あたし・・・生きてる・・・・・・?
あの時の自分が見ていた風景、心情、会話、
まるで過去の思い出のようにどれも鮮明に覚えていて、そのリアルさにとても恐怖を感じる。
自分が死ぬ夢なんて生まれて初めてみた・・・
そうため息をつきながら、
後で夢占いでも調べてみるか〜
なんて思っていると、
「羽多〜!
羽多の大好きな苺のショートケーキ買ってきたわよ〜 ほら!ここに置いとくからね〜」
と、いつにも増してご機嫌なママの声が
1階から聞こえる。
いや、確かに苺のショートケーキは好きだけど・・・
朝からかよ⋯
小さくため息をついた後、1階のママにめがけて
「置いといて!後で食べるからー!!!」
と、叫んだ。
聞こえていないのか、聞こえてないふりなのか、ママは呑気に鼻歌なんか歌っちゃって。
そんなママの様子にあたしは2度目のため息を落とし、ベットへ戻った。
フカフカのベットは何もかもを受け入れてくれるようでとても落ち着く。
気づいたらあたしはまた眠っていた────