いつかまた。【完】


「美味い!!」




俺がそう言うとミカは嬉しそうに俺を見た




暫くご飯を食べている時だった





___ブーブーブー





ミカのケータイが鳴った




ミカはケータイを見て顔色が悪くなった気がした





俺は出ていいと言ったが、ミカは気を使って外に行くと言った





一人になった俺は考えた




さっきの電話の相手、きっとミカになにか関係する奴なんだろう





だけど、ミカには聞けなかった




俺がそこまでミカに踏み込んでいいのか





無理に聞いてミカに嫌われたくない俺がいた





< 100 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop