いつかまた。【完】
「美味い!!」
俺がそう言うとミカは嬉しそうに俺を見た
暫くご飯を食べている時だった
___ブーブーブー
ミカのケータイが鳴った
ミカはケータイを見て顔色が悪くなった気がした
俺は出ていいと言ったが、ミカは気を使って外に行くと言った
一人になった俺は考えた
さっきの電話の相手、きっとミカになにか関係する奴なんだろう
だけど、ミカには聞けなかった
俺がそこまでミカに踏み込んでいいのか
無理に聞いてミカに嫌われたくない俺がいた