あの空を越えて逢いにいく。
ピピピピピ




朝、スマホの目覚ましが鳴る。





オレはベッドの中から腕だけ伸ばすと
指をスライドさせ目覚ましを止めた。







あ~‥‥クソ眠ぃ‥‥



そして俺は、そのままもう一度、眠りにつく‥‥


















「おい、起きないと遅刻するぞ」








ズシッ


ブランケット越しに重みを感じ
薄目をひらくと、黒猫が俺の上に乗っていた。



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