あの空を越えて逢いにいく。
「俺らこれからみんなで総合体育館行くんだけど‥‥壱護たちも来ない?」
桃汰は俺の顔色を伺うように
遠慮がちに言う。
桃汰に限らず‥‥
俺は今まで誘いは片っ端から断ってきた。
万が一気分が悪くなったり動けなくなった時
極力ひとりでいる方が良かったから。
だから桃汰のこんな態度も仕方ない。
むしろ、こんな俺を敬遠せず
誘い続けてくれる桃汰は心底すごいと尊敬する。
「体育館で何すんの?」
いつもとは違う予想外の返事に
桃汰の顔色がパッと明るくなる。
「バドミントンと卓球のコート予約してる!」
「へぇ。杏南それでも良い?」
「はっはい!」
杏南はコクコクと首を縦に振る。
こうして俺らは、
桃汰&その部活メンバーと一緒に遊ぶことになった。
桃汰は俺の顔色を伺うように
遠慮がちに言う。
桃汰に限らず‥‥
俺は今まで誘いは片っ端から断ってきた。
万が一気分が悪くなったり動けなくなった時
極力ひとりでいる方が良かったから。
だから桃汰のこんな態度も仕方ない。
むしろ、こんな俺を敬遠せず
誘い続けてくれる桃汰は心底すごいと尊敬する。
「体育館で何すんの?」
いつもとは違う予想外の返事に
桃汰の顔色がパッと明るくなる。
「バドミントンと卓球のコート予約してる!」
「へぇ。杏南それでも良い?」
「はっはい!」
杏南はコクコクと首を縦に振る。
こうして俺らは、
桃汰&その部活メンバーと一緒に遊ぶことになった。