「強がってんだよ…気づけバカっ。」

私の頭の中を占めるのは
こうくんの事ばっかり。


今日、会えなかったら‥

これからずっと、会えなかったら‥


私の中の罪悪感はきっとずっとこのまま
一生消えてなんかくれないはずで‥

消しちゃいけなくて‥


教室に入るのが怖くなる。


やっと着いた教室の前で立ち止まる。




ーー お願い、、こうくんっ ーー




ぎゅっと瞑ってた目を開けてみる


こうくんの席


私とは真反対の廊下側の1番前
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