「強がってんだよ…気づけバカっ。」
「だけどっ、、」
ホッとした顔から真剣な顔に戻ると
その瞳は私を真っ直ぐ見つめてて
「なんで、抵抗しなかった?」
あのまま消えたっていいと思ったから。
なんて、、 言えない。
「逃げようと思えば出来そうだったのに
抵抗してなかったから、、」
「突然だったからっ‥
フリーズしちゃって‥」
違う。面倒だった。
自分のために動くなんて、、
馬鹿バカしかった‥
「もうどうなってもいいって思った?」
「違うよっ、、ちがう。」
「消えればいいって思った?」
「そんなんじゃないっ、、よ。」