「強がってんだよ…気づけバカっ。」
もぉ、歯止めがきかない。
こうくんの腕を掴んで、屋上まで連れ出した。
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「ゆうっ、、ゆう!!」
「…、、」
「待って。、、」
こうくんのその言葉に、少し冷静になる。
それでも、、、
「こうくん、、何で、、」
「ん?」
「何でなんも言ってくれなかったの?」
こうくんに1番聞きたかったこと。
「もしかして…」
「聞いたよ。全部。」
「やっぱりダメかぁ~ 笑
ウワサって広まるの早すぎ 笑」
「こうくん。、、無理してる。」
「っ、、。」
こうくんが少し下を向いたのが分かる。
「ごめんね、、こうくん。
私、自分のことばっかで、、
全然こうくんのこと見てなかった。」
ずっと謝りたかった。
「こうくんが辛いのに、、苦しいのに
一人にした。」
ごめん、、ごめんね。
今更後悔する自分に虫唾が走る。
「ゆうは、、悪くない。
何も謝んな。」
上から降ってくるこうくんの言葉は
やっぱり優しい。
「こうくん、、」
だけど分かる。
こうくんが、、少し泣いてること。