「強がってんだよ…気づけバカっ。」

こうくんの背中が少し震えてること。

だからっ、、、


「っ、、、ゆう?」

「ん?」


今はただ、こうくんを抱きしめたくて、、

ひとりにしたくなくて、、

そっと、、抱きついた。


いつも震えてるのは私だった
怖かった、この先も生きるなんて…



こうくんも今、人生に絶望してるんだ

どうでもいいなんて

そんなこと、思わないで欲しい。


こうくんの存在は人を幸せにする。

知ってるよ…










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