「強がってんだよ…気づけバカっ。」
ごはんを食べ終えて、学校に向かう
学校までは自転車で30分くらい
ペダルをこぐ度に悲鳴をあげる体
そんなの知らない
はぁ‥
また、憂鬱な学校がはじまる。
「っ、、やっと着いた。」
自転車をとめて、昨日発表されたばかりの新クラスへと向かう。
新クラスを見た時の感想を一言で言えば
最悪だ。
もともと友達は多くない
だから、もちろんこのクラスに友達と呼べる人なんて、見当たらない…
しかも、よりによってこのクラスには学年でも目立つかわいい女子。いつもチヤホヤされてる男子が振り分けられている。
なんなの、、ほんと。
この人達に関わったりなんかしたらろくな事にならないだろーな。
うん。
どうかこの人達と関わらないまま
1年間やり過ごせますように。
そんな事を願いながら自分の席に着く
私の席は窓側の1番うしろで
誰もがうらやむ特等席
ここは、後ろからの視線もないし、窓の外の景色を眺められるから私のお気に入り。
少しだけ心が癒されるから…