「強がってんだよ…気づけバカっ。」

『あんたと関わるとみんな不幸なわけ。
ほんっと、竹内くんも、楠木くんも
可哀想で見てらんないのー』


私と関わるとみんな不幸になる、、、
分かってた、、前までは。

それなのに、最近どうしてた?、私。
竹内くんにも、楠木くんにも
頼りっぱなしで、、

甘えてた‥。周りを苦しめてた。




『だからさー、綾瀬さん。
あんた、早く消えてくんない?』


「っ‥、、、。」



消えたらいいの?、、
私が消えたら、みんな幸せ?、、

少なくとも、この女子達は
私が消えるのを望んでる。


楠木くんも、竹内くんも、、

私が消えたら幸せになれるのかな、、



曖昧な意識の中で考える。



なんだ、簡単じゃん。



私の大切な人達が幸せになる方法












私自身が消えればいいんだっ、、。
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