キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
拓 said
『あっちゃんは、凄いね…。僕よりずっと強い。なのに僕は…。』
そういった時に僕はぽろぽろと涙を流した。

『拓は弱くなんか無いよ。お母さん何かよりもずっとずーっと強い。死ぬとかそんなの考えたら駄目よ。』

僕はあっちゃんが好き。女の子として好き。
でもあっちゃんが好きといってきても答えられない。
だって。僕には時間が無いから
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