キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
「名雪…。ありがと。ごめんね。」私は恥ずかしくてたまらなかった。 
とその時。ピーンポーン!
「誰だろ。行ってくるね。てかこんな時間に誰なのよ全く。」
と名雪はぶつくさ言いながら部屋を出て行った。
数分後
バタバタバタバタ!ガチャ!
「あこ。お母さんが来てたからいませんって言っといた!それとこれを渡されたの。見つかったら渡して欲しいって」
「え!お母さんが来たの?!ありがとうー!名雪!大好き~!てか手紙何だろう?」
「私も分からない。普通に渡して欲しいって言われただけだし。とりあえず読んでみれば?」
「そうだね。そういえば名雪。お母さん達いつ帰ってきちゃう?」
「確か世界一周旅行とか行ってたからまだまだ先じゃない?」
「え?!世界一周旅行とか夢の夢の夢の夢の夢の夢の夢の夢の夢のくらい先だよ?!ほんとに凄いねー!名雪ん家!うらやましいわ~。」
すると名雪はそんなことないよと言って平凡の方が良かったとうらやましいそうに言った。
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