キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。

最終話 幸せな日々

そんなこんなで私達は喧嘩とか仲間割れもあった。
けれど、そんなことさえ今では微笑ましい思い出。
これで私達はやっと幸せな毎日を天国で送れると心の中でひっそり安心していた。
しかし、そんな中で事件が起こる。
「そういえばさ、天国って四季とか時間とかあるの？」
そう。この四季と時間があるのかサミット！
私が質問をしたところで良いことはなかった。
もちろん答えも分からなかった。
「うーん。どうなんだろう？私も知りたい！長い間ここに居るけどよくわからないんだよね」
と恋華ちゃんに言われた。
ここからだった。私と恋華ちゃんを除く喧嘩が始まったのは。
元からあこと美雪は気が強く、喧嘩も多かったこともある。