キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
「何とでも言え。鬼でも悪魔でも。」
げっ。バレテル。
「す、すみませんでしたぁ!」
「じゃあ残りはまた明日ね。」
「はーい。ありがとうございましたー。」
ウィーン
「あ、あこ。このあとみこちゃん来るから。」
「おけまる。あねとーね。お母さん」
ふぁー。眠いー。でもみこが来るのに寝るのはなぁ。
そんなことを病室で考えてるうちに私はとうとう眠ってしまっていた。
寝ている間
ガラガラ
「あこ!お見舞い来たよ♪ってあれま。ぐっすり眠っとるー。」
「ん?何だこれ。っ!みこへって。何これ。たっくん宛にもある。」
みこはガサガサと手紙を開く。
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