キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。

あこSide
私は学校に行った。皆にすんごく心配をかけて居たようで、｢大丈夫？！｣って皆に言われちゃった！
拓君はじっとこっちを見ていて心配はしていなそうだ。
そーいえば潤君とは仲直り出来たのかな？
あんなに仲良かった二人が喧嘩したと学校中で噂が回った。
もしかしたら…二人は絶交したのかもしれない…。
そんな噂もちらほら出てきた。
潤君は拓君を心配そうな顔をして見ている。
それは私が記憶喪失だって事を知っていて、私が言わないように言っといたから。
二人はこのままで本当に良いのであろうか？
そんな訳無い絶対二人とも仲直りしたいと思ってるはず。
ただ、それを気まずいからって拒んでるだけ。
みこと話しをした。
みこ｢いつ皆に双子だって言うの？それとあの二人をどうにかしないと！｣
あこ｢今日の６時間目に時間を貰ったの。私の病気の事、双子だってこと。二人の件は私達が何とかしないとね！｣
｢なるほどね。了解！｣
私達は親友だってことは皆知っていたけど、まさか双子だとは知らないだろう。
キーンコーンカーンコーン
６時間目の始まりだ。