キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
学級委員「起立!気をつけ!礼!」
皆「お願いしまーす!」
そして皆は椅子に座る。
先生「えー。今日の総合は二つお話があります。まずは田中あこさんからです。」
「私から皆に重要なお話があります。」
すると皆が「そんな真面目な顔してどーしたんだょー!」とか「どうした?」って。
うるさいー!
バン!すると皆はビク!として固まってた。しまった!そう思った。
「私は脳の病気です。病名は急性記憶喪失症候群。この病気は死ぬまで一生私に纏わり付きます。私は成人式に行ったとしてもその頃には皆の事を忘れています。この病気を発症したのは私がまだ年中のときにたっくんという人と遊んでいたときに車に跳ねられ頭を強く打ってしまい、急性記憶喪失症候群という病気を突然と患ってしまった為です。たっくんを今でも何故覚えているのは毎日たっくんとの思い出が夢となって出てくるおかげです。たっくんとは小学生のときに別れました。私が引っ越した為です。この高校に入ったのもたっくんがこの高校に居るとの情報を得た為です。今でもたっくんを探しています。とにかく皆さんも私のようにならないために交通ルールを守り、交通事故に遭わないようにしてください!これで一つ目の話しを終わります。」
皆は私がガンでも無いのに泣いていてくれた。
嬉しかった。こんなにも皆に大切にされていたんだなって。
そしてみこが前に出てきた。
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