キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
ガラガラ!
「あ、あー。」
拓君は入ってきてそうそう私の顔をみて固まった。
明らかにビックリしてる。そして座り込んでしまった。
想像どうり、腰を抜かしたみたい。
「あ、あこ。お、お前、そ、そそそ、そんな、メ、メイク、するのか?」
ビックリし過ぎて声が震えてる。
「ううん。初めてやった。昔からこういうの憧れだったんだよねー。ギャルメイク!」
「マジかよ。初耳なんだけど。で、ついでにみこも連れてきたよ。」
「おは!お姉ちゃん!調子はどう?って何そのお顔ー!」
みこもビックリして拓君のように座り込んでしまった。
「ん?お姉ちゃんはねーギャルになりたいんだぁ。昔からの夢でさ!」とふと思いついた。
だとしたら口調とかメールとかも小文字とか使わなきゃだよね?頑張ろ!
早速私はお母さんにメールした。
「ぉ母さん。ぉはよ!ゎたしはきょうも元気もりもりぃだよぉ!ぉ母さんは?」
10秒後
テロテロ!
「あこ。急にどうした?ギャル文字何か使って。なら私も使うわ。ぉはよ!ぁこ。ぉ母さんも元気よ!」
え。お母さんギャル文字になっちゃったぁ。\(^▽^@)ノゲラゲラ
「お前。がちなんだな。俺、前のあこが良かったな!」 
ぇー。でもぉもう使っちゃってるしぃ?どうしょ!
まぁ、良いやぁ。(笑)
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