キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
夜みこが帰って、来斗君がトイレにしに行ったとき。
「ねぇねぇ!あこちゃんって好きな人居る?」
「い、居る、よ?」
「えー!マジー?私も!来斗君とおなクラ何だけど気になるんだよねぇ。」
「私は未来(とわ)高校のおなクラで拓君って言うの。」
「あ!私と同じ高校だ!何組?」
「え!マジで?!私、五組!」
「私一組…離れてるねー!悲しい」と未来ちゃんが言う。
「ねー。てか私達おな高なのに知らないとか世間広!」
「それ言うなら世間が狭いでしょ!(笑)」
と漫才のように会話をした。
それを外で聞いてた来斗君が入ってきた!
「お前、この前告られてたよな。潤って奴に」突然帰ってきてそれ?!
「え!?あのチャラチャラしたあの潤に?!」あいつそんなにチャラチャラしてるっけ?
「う、うん。ま、あね、」
「何て言われたの!?」質問攻め多!
「入学式のときから好きでしたって」
「え?入学式ってつい一ヶ月前だよな?」それ言ったら終わりやん。
「確かにー。私も告られたとき不自然に思ったよ。」
「私もかも。同じ立場だったらね。」お仲間さんだあー!
「拓君って潤君のお付き者の?まぁ確かにイケメンで、優しいから良いかもねぇ!」
「え、俺は!?俺はどーなの!?」
「あ、来斗君は私が恋してるからぁー。」と顔を真っ赤にして話す未来ちゃん
「お、俺もお前が、す、好きだ。」同じく顔を真っ赤にして話す来斗君。
「すごーい!両思いじゃん!未来斗カップルのご誕生ですよ!」
「ふぁー。私眠くなって来たぁ。そろそろ寝よっかぁ。お休みー。」
「お休み!」「お休みー!」
パチ! 
そして私達は夢の中へ入って行った。
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