キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
今私、自分の誤りに気がついた。
この章の題名が少しの間だけ…少しの間だけで良いからっていう題名なのに、何で結婚式開けてるんだ。
本当ならたっくんと再開して付き合うっていう展開のはず。
な、の、に!結果真逆!
まぁー。結果オーライだな。ハッピーエンドで終わればそれで良い!
お化粧終わったかな?と鏡を見てみる。
「うわー!私じゃないみたいー!拓君ってメイクアップさんになれるよ!」と目を輝かした私。
すると拓君は私よりもさらに目を輝かした!
「本当か!やった!俺メイクアップさんになりたいんだ!姉ちゃんサンキュー!」
え…。そんなつもりはなかったんだけどな。ほら、皆もちょっと引いてるよ。 
「ってあれ?もしかして皆引いてる?」
その通りだよ。心の中で皆そろって頷く。ごめん。私も。
「田中さん。旦那様のご準備も出来たぜ!」ってあれ?もしかして潤君と拓君、仲直りした?
「こっちも準備オッケーよ!」ガチャ!
…あ、あ、か、カッコイイ!
そこには王冠を頭に乗せ、王子様の格好の元気が!
お互い見つめ合う形になってしまった。
だって『カッコイイ(可愛い)んだもん!』
「あらあら~。見つめ合っちゃってー。そろそろ始まるから私達先に中に行ってるねー!、」
クラスの皆は戻って行った。
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