キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。
病院に着いた!即座にタクシーを降りる。
ダダダダダ!
「すみません!田中あこの夫ですが!」汗だくの俺は一見かしたら変態かもな。
「最上階用エレベーターに乗って頂いて、正面から見て右手奥に進んで頂くとあります。」
と険しい顔をしていた。
そんな事を気にせず俺はエレベーターに乗った。
ウイーン。着いた!景色が凄く綺麗だった!
「あなたが元気さんですね?こちらを洋服の上から来て下さい。マスクもして下さい。」
と若々しいお医者さんが案内してくれた。だされたのは白衣。マスクは消毒済みの。
あこ…そんなに悪いんだな…。出来るなら俺がかわってやりたい。
着替え終わった。シャッ!
「着替えましたね?それでは…中へどうぞ…。奥さんもお待ちしてます。」
と背中をグイグイ押された。そして入ってみた。
少しした先にはあこが居るんだ…。あこが目を覚ます事を祈り進む。
まず最初に目に入ったのは、管で繋がれた無惨な姿のあこ…だった…。
次に目に入ったのは、時たまに反応する手や顔の表情だった。
今すぐにでも目を覚ましそうなのにな…。
すると…あこが目をうっすら開け、とうとう目を覚ました。
ここは?という表情をしている。
そうか。体が動かないんだ…。しばらく動かしてなかったから。
実はもうかれこれ四年かかっている。
あの日アメリカに旅立った俺はすぐには帰れず、四年という年月をかけやっとこれたのだ。
ダダダダダ!
「すみません!田中あこの夫ですが!」汗だくの俺は一見かしたら変態かもな。
「最上階用エレベーターに乗って頂いて、正面から見て右手奥に進んで頂くとあります。」
と険しい顔をしていた。
そんな事を気にせず俺はエレベーターに乗った。
ウイーン。着いた!景色が凄く綺麗だった!
「あなたが元気さんですね?こちらを洋服の上から来て下さい。マスクもして下さい。」
と若々しいお医者さんが案内してくれた。だされたのは白衣。マスクは消毒済みの。
あこ…そんなに悪いんだな…。出来るなら俺がかわってやりたい。
着替え終わった。シャッ!
「着替えましたね?それでは…中へどうぞ…。奥さんもお待ちしてます。」
と背中をグイグイ押された。そして入ってみた。
少しした先にはあこが居るんだ…。あこが目を覚ます事を祈り進む。
まず最初に目に入ったのは、管で繋がれた無惨な姿のあこ…だった…。
次に目に入ったのは、時たまに反応する手や顔の表情だった。
今すぐにでも目を覚ましそうなのにな…。
すると…あこが目をうっすら開け、とうとう目を覚ました。
ここは?という表情をしている。
そうか。体が動かないんだ…。しばらく動かしてなかったから。
実はもうかれこれ四年かかっている。
あの日アメリカに旅立った俺はすぐには帰れず、四年という年月をかけやっとこれたのだ。