キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。

そして俺を見てこう言った。
「元気…。来てくれたの？赤ちゃんは？そういえば今何年？結構寝てたから、体が動かないんだよね。雄一首しか動かないんだよねー。」
お医者さんが、来てこう言った。
「赤ちゃんは今あこさんのお母さんの所で元気に育ってる見たいよ。名前も元気さんが決めてくれたし。赤ちゃんも頑丈だったから。良かったわ。今は2119年よ」
そして俺を見てあこは泣いた。
「私…何も出来ないお母さんだね…。情けないよ…。って事は私、卒業出来ずに寝てたって事何だね。約束守れなくてごめん。」
あこはそのあと動けるようになって、集中治療室から一般病室へ
「ねぇねぇ！あなた何て言うの？私、田口優子！」
可愛い…。こいつと付き合いたいな。
「俺は菊地元気。彼女居るけど。」
優子とそのあとショッピングモールに行って、プリクラを取った。
世間からみたら俺は浮気をしているのかもしれない。
プリクラとかショッピングモールに行ったのは、気分展開にと優子が連れてってくれただけ。
「元気…。私達別れよ？」あこは決心した顔をして言った。
「なんでだ。」俺は言ったら、「元気には新しく好きな人が居るんだよ。それに…もう私も…死ぬかもしれない。」
そっか…あこは気づいてたんだな…。でもあこは死ぬかもしれないってどうして？
「そっか。分かったよ。てか何で死ぬって思うんだ？」聞いてみた。
するとあこは横にブンブンと顔を降る。
「元気とはもう別れたんだよ。だから元気には関係無いよ。言う意味も無いじゃん。他人何だから。もう帰って！イライラする！出ていって！部外者は出ていって！」
あこは突然怒ったように俺の背中を押し、追い出された。