キミとの記憶を失って、また過ちを犯しても。

その後俺は頭を冷やす為に一度家に帰った。
そしてベットに寝転がり、ふと思う。
『ほんとにこれで良かったのか？』優子を想ってしまったからには自業自得。
諦めよう。そう思ったときに限っていつも優子は現れる。
かしこまっときめる～
優子から電話だ。何でこんな時に…。
とりあえず出てみる事にした。ぴ！　
「もしもし？私。今から会えるかな？」泣きそうな声だ。
心配になりこう言ってしまった。
「オッケー。どこに行けば良い？」やっちゃった。
「タイムマシーン公園で待ってる。」鼻をすすってる音がする。
とりあえずいこう！俺は走った！
遮断機が下りてきそうだったのに俺は迷わず走った。
それが行けなかった。何で走ったのだろう。
線路の途中で疲れて止まってしまい、その間に遮断機が下りてしまったのだ。
触れるとブザーがなるのでくぐることも出来ない。
どうしよう。俺、死んじゃうの？？
ブーーーー！やばい。電車来ちゃったよ。
そして俺は…意識を失った。最期に思った事は…優子の事とあこの事だった。
神様からの天罰が下ったのだな。と俺は悟った。
母さん、父さん、優子、あこ、皆、ごめんな。
俺は先にあの世へ行くみたいだ。
皆は俺よりも長生きしてくれ。さよなら。地球。
そして俺は…何にも感覚のないけど、温かい物を感じた。
それが優子の涙何だと気づくには時間なんていらなかった。
ごめん。俺が馬鹿だったよ。何で遮断機が下りてきた時に止まらなかったんだと後々後悔した。
じゃあな。幸せによ。
元気Sideと元気の人生終了