ワケありルームシェア 2
『で、そっちはどうなんだよ。』
「そっちって…?」
『澪月との発展。好きって言ったのか?』
「あぁ。好きって言えるわけないでしょ。……どうせ哀川さんはそういうの知らないと思うし、僕のことそういう対象で見てないと思う。」
『うわぁ、最初から諦めるのかよ。じゃあ、俺がもらっちゃおうかなぁ。』
「………誰も諦めるって言ってないでしょ。」
『じゃあ、澪月を落とせるようにがんばれよー。じゃあな。』
「じゃあね。」
そして、通話が切れる。
それと同時に、哀川さんが部屋をノックする。
「何。」
「ご、ご飯できたよ。」
「分かった。」
リビングに行くといつもより豪華……というか量の多いご飯。
「え、」
「眞白先輩が無事だったのが嬉しくて……つい………。」
それできっと何も考えずに作っていたんだろう。
「こんなに食べれるの…?」
「えっと…………。」
目を泳がす哀川さん。
「そっちって…?」
『澪月との発展。好きって言ったのか?』
「あぁ。好きって言えるわけないでしょ。……どうせ哀川さんはそういうの知らないと思うし、僕のことそういう対象で見てないと思う。」
『うわぁ、最初から諦めるのかよ。じゃあ、俺がもらっちゃおうかなぁ。』
「………誰も諦めるって言ってないでしょ。」
『じゃあ、澪月を落とせるようにがんばれよー。じゃあな。』
「じゃあね。」
そして、通話が切れる。
それと同時に、哀川さんが部屋をノックする。
「何。」
「ご、ご飯できたよ。」
「分かった。」
リビングに行くといつもより豪華……というか量の多いご飯。
「え、」
「眞白先輩が無事だったのが嬉しくて……つい………。」
それできっと何も考えずに作っていたんだろう。
「こんなに食べれるの…?」
「えっと…………。」
目を泳がす哀川さん。